フリーランスとして仕事を受ける際、必ず確認すべきなのが支払条件です。「月末締め翌月末払い」「納品後30日以内」など、支払条件によってキャッシュフロー(お金の流れ)が大きく変わります。

支払条件とは?

支払条件とは、いつ、どのように代金を支払うかを定めた取り決めのことです。主に以下の要素で構成されます。

  • 締め日:請求金額を確定させる日(月末、15日など)
  • 支払日:実際に入金される日(翌月末、翌々月末など)
  • 支払方法:銀行振込、クレジットカード、手形など

よくある支払条件パターン

支払条件意味入金までの期間
月末締め翌月末払い月末に請求を締め、翌月末に支払い30〜60日
月末締め翌々月末払い月末に締め、翌々月末に支払い60〜90日
納品後30日以内納品確認後30日以内に支払い30日以内
着手金50% + 納品後50%開始時に半額、完了後に残額分割
即日払い(都度払い)請求書発行後すぐに支払い数日以内

「月末締め翌月末払い」の具体例

2月中に納品した案件 → 2月末で締め → 3月31日に入金

つまり、2月1日に納品した場合は入金まで最大約60日かかることになります。

支払サイトとは?

「支払サイト」とは、締め日から実際の支払日までの期間のことです。

  • 支払サイト30日:月末締め翌月末払い
  • 支払サイト60日:月末締め翌々月末払い

支払サイトが長いほどキャッシュフローが悪化するため、フリーランスは短い方が有利です。

支払条件の交渉ポイント

1. 契約前に必ず確認する

仕事を受ける前に「支払条件は何ですか?」と聞きましょう。後から変更を求めるのは困難です。

2. 大型案件は分割払いを提案する

50万円以上の案件では「着手金30〜50%、納品後に残額」を提案しましょう。クライアント側も進捗に応じた支払いは合理的と感じるケースが多いです。

3. 継続案件は支払サイト短縮を交渉する

取引実績ができたら「翌々月末」を「翌月末」に短縮する交渉が通りやすくなります。

4. 支払遅延には毅然と対応する

支払期日を過ぎても入金がない場合は、まず丁寧にリマインドメールを送りましょう。それでも解決しない場合は、内容証明郵便の送付を検討します。

請求書への記載方法

支払条件は請求書の支払期限欄と備考欄に明記しましょう。

支払期限:2026年3月31日

備考:お支払いは上記期日までにお願いいたします。振込手数料は貴社にてご負担をお願いいたします。

まとめ

  • 支払条件は仕事を受ける前に必ず確認する
  • 「月末締め翌月末払い」が最も一般的(支払サイト30日)
  • 大型案件は分割払いを提案してキャッシュフローを守る
  • 請求書に支払期限を明記して入金遅延を防ぐ

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